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我妻蒼太さん(共同獣医学科6年)が獣医学術東北地区学会奨励賞を受賞

当学部6年生の我妻蒼太さんが、本年9月12日に開催された令和8年度令和8年度獣医学術東北地区学会において、「特発性乳び胸の犬における心膜切除術前後での心エコー指標変化」に関する研究成果を発表し、同学会奨励賞を受賞しました。

犬の乳び胸は、脂肪を多く含むリンパ液が胸の中にたまり、呼吸が苦しくなる病気です。原因が分からない特発性乳び胸では、外科的治療の1つとして、心臓を包む膜である心膜の一部を切除する心膜切除術が行われます。これまで犬では、心膜切除後に心臓が拡大することは報告されていませんでした。しかし、今回、手術後に心臓の拡大を認めた1例を経験したことから、同様の手術を受けたほかの症例も含め、柴犬3例の心臓の変化を超音波検査で調べました。その結果、手術後には全例で乳び胸自体は改善した一方、左心房や左心室が拡大する変化が認められました。今回の症例では、こうした変化に伴う症状は認められませんでしたが、将来の心臓にどのような影響を及ぼすかは不明であるため、それを明らかにするには、長期的に経過を追うことが重要と考えられます。

このように学部学生のうちに研究成果を取りまとめて発表して評価されたことは大変素晴らしく、当学科の研究活性化に大いに貢献しています。
当学科は引き続き卒業研究の質の向上を通じて学生の皆さんを支援していきます。