当学部の佐藤洋教授らの研究グループは、子牛の血液凝固検査に関わる条件検討を行い、今後のスタンダードとなるサンプル処理方法を提言しました。
血液凝固検査は、出血性疾患や全身状態を評価するために重要な検査ですが、採血後すぐに遠心分離できない場合も少なくありません。本研究では、黒毛和種子牛の血液を室温および冷蔵で保存し、採血から遠心分離までの時間が凝固検査値に与える影響を検討しました。その結果、採血後9時間以内であれば、室温・冷蔵のいずれの条件でも検査値の変動は10%以内に収まり、検査結果への影響は極めて小さいことが明らかになりました。本成果は、子牛の血液凝固検査における適切な検体管理の指針となり、産業動物診療の現場でより信頼性の高い検査の実施に役立つことが期待されます
詳しくは下記ページをご覧ください。
https://www.iwate-u.ac.jp/cat-research/2026/07/007987.html (岩手大学 ウェブサイト)